サウムには、イスラームの法典拠の中で言及された、沢山の徳があります。その内のいくつかについて、以下に挙げてみましょう:
1
アッラーを信仰し、そのご命令に従い、それについて述べられた徳を信じ、アッラーの御許でのご褒美ゆえの努力をもってラマダーン月をサウムする者は、それ以前に犯した罪を赦されます。預言者rは仰いました。「信仰心と、ご褒美ゆえの努力をもってラマダーン月をサウムする者は、それ以前に犯した罪を赦される。」(アル=ブハーリー1910、ムスリム760)
2
サウムする者はアッラーとの拝謁の際、そのサウムによって得るご褒美と安楽に、喜ぶことになります。預言者rはこう仰いました。「サウムする者には、2つの喜びがある:それを解く時の喜びと、自分の主に拝謁する時の喜びである。」(アル=ブハーリー1805、ムスリム1151)
3
天国には、サウムした者しか入ることの出来ない「ライヤーン」という名の門があります。預言者rは仰いました。「審判の日、天国にはサウムした者しか入ることの出来ない、“ライヤーン”という名の門がある。“サウムしていた者たちはどこだ?”と言われると、彼らは立ち上がる。彼ら以外の誰も、そこから入る者はいない。そして彼らが入ると閉められ、そこから誰も入ることはない。」(アル=ブハーリー1797、ムスリム1152)
4
アッラーはサウムのご褒美と報いを、ご自身に結び付けられました。そしてご褒美と報いが高貴かつ偉大、寛大かつ慈愛深いお方から頂ける人は、アッラーが彼に用意してくれたものを喜ぶべきです。預言者rはこう仰いました。「全てのアーダムの子の行いは、彼自身のものである。ただしサウムだけは別で、それはわれのものであり、われがそれゆえに褒美を与えるのだ。」(アル=ブハーリー1805、ムスリム1151

ラマダーン月は、イスラーム暦における太陰暦の9番目の月です。